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Oracle JDK有償化とJDK9以降の選び方

こんちには! 今回もJavaの基本についてまとめていきます。

今日はOracle JDKの有償化とJDK9以降のJDKの選び方についてです!

Oracle JDK の有償化

Oracle社は Oracle JDK について 個人利用、開発目的以外の場合は有償でのライセンス契約が必要 と発表しました。

参考

www.oracle.com

ただし、商用でJDKを利用したいときに必ず有償というわけではなく、現在のJava開発は Open JDK プロジェクトとしてOracle社やSAP社、Red Hat社、Google社など複数の会社や個人によって行われています。

そしてOpen JDKのソースコードをもとに各社が バイナリ を提供しています。

Oracle JDK と Open JDK の違い

Oracle JDKとOpen JDKの違いはサポートの期間、別の言い方で言えば同じバージョンを長く使えるかどうかにあります。

Open JDKの場合は基本的に半年に1回決められた月にアップデートがありますが、サポートが提供されるのは新しいOpen JDKバイナリが出るまでの間だけであり、サポートを受け続けるには半年ごとに新しいOpen JDKへ更新していくことが必要です。

これに対しOracle JDKでは LTS (Long Term Support)版 が3年に1度提供され、同じバージョンのJDKで長期間使えます。

OracleのJDKの場合は上記点を考慮して選択する必要がありますが、他の企業でもOpen JDKが提供されているのでそのサポート条件も見ておいた方が良いです。

まとめ

以上、Oracle JDKの有償化とJDKの選び方についてでした!
参考になれば幸いです。

参考

Java | Java SEとJDK、JRE、JVMの違いに関する解説